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手足がキンキンに!ツラい冷えの悩み。

女性にとって切っても切れない悩みは、体の冷え。
冷えは、便秘や肌荒れなど美容のトラブルに繋がるだけではなく、免疫力の低下など健康面に悪影響を与えるケースもあり、寒いシーズンには、家の中でも靴下を着用して過ごす方も多いのではないでしょうか。
今回は、辛い冷え性を緩和するための靴下の着用方法と選び方について紹介します。

冷え性対策、みんなはどうしている?

冷えの中でも手や足が特に冷たくなる「末端冷え性」。
末端冷え性に悩む方は多いのではないでしょうか。
末端冷え性の対策として、冷える足先を集中的に温めるため、靴下を着用する方も多いでしょう。
今回は「靴下を用いた皆さんの冷え性対策」についてアンケートを取ってみました。

靴下を使った冷え性対策…「寝るときに靴下を履く」方が多い

【質問】
冷え性対策にどのような靴下の履き方をしていますか?

【回答結果】
五本指靴下を履く:29人
寝るときに靴下を履く:65人
靴下の重ね履きをする:57人
素材にこだわった靴下を履く:59人

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年06月22日~2017年06月29日
有効回答数:210人

アンケートの結果、「寝るときに靴下を履く」という方法を実践されている方が多いと判りました。

「寝るときに靴下を履く」を選択された方の回答
・寒くて寝られないので、寝るときには靴下を履いて温まって寝ます。(40代/女性/専業主婦)
・寝るときにもこもこの靴下をはいて寝ています。夏でもねがけと明け方足先が冷えてしょうがないので・・・。(40代/女性/個人事業主・フリーランス)

「素材にこだわった靴下を履く」を選択された方の回答
・冬場は暖かい素材の靴下をはきます。夏場は吸湿性の高い素材の靴下をはきます。(60代/女性/専業主婦)

「靴下の重ね履きをする」を選択された方の回答
・寒い時期は靴下の重ね履きをすると暖かいので、重ね履きをしています(30代/男性/正社員)

「五本指靴下を履く」を選択された方の回答
・5本指の靴下を履いています。血行が良くなる感じがし冷え性が治りそうです。(70代/男性/無職)

今回のアンケートの結果、冷え性対策のために「就寝時に靴下を履く」方が多いことが分かりました。
就寝時に足先が冷えて寝れないという悩みの方が多いようですね。

寝るときに靴下を履く!その効果と注意点

寝る時に靴下を着用する事により、体の末端の血液の温度を冷やさない事で寝付きが良くなると言われています。
また、お風呂上がりに靴下を着用し、そのまま就寝することで体温が高い状態を保ちつつ睡眠に入る事ができます。
しかし一方で、靴下を着用して寝ることで逆に足が冷えてしまう場合もあります。

靴下を着用して寝ると、足の裏に汗をかきやすくなります。
寝ている間は靴下を取り換えられないため、汗が体温を奪い結果的に冷えの症状を悪化させてしまうケースもあるのです。
そのため、つま先レスタイプや、足首を暖めるレッグウォーマータイプなどであれば靴下の中にムレがたまらず汗を逃がしてくれます。
また、吸放湿性の低い化学繊維のアイテムは避けた方がいいでしょう。
(化学繊維の中には特殊な加工を行い、吸放湿性の高いものもありますので、これは問題ありません。)
絹は吸放湿性が高いため、寝る際にもオススメできます。

就寝時に靴下を重ね履きするなどして、冷え性対策を行う方も注意が必要です。
サイズの小さすぎる靴下や過度な重ね履きをで、血流が阻害され体を冷やすことも考えられます。

就寝時に着用するためにつくられた靴下の中には、足に適度な圧を加えてむくみを取り除く働きを持つものもあります。
こういったタイプであれば問題無いでしょう。(着用してキツいと感じた際は速やかに使用を止めましょう。)

寝るときに靴下を着用…

靴下を重ね履きして空気の層を作る

重ね履きで大切なのは、「ドライさ」と「空気の層」を作る事です。
体が発する熱を「汗によって」冷やさず、「空気の層を作って」留まらせる事により、末端が冷える事を防ぐのが大切です。
重ね履きする場合は1枚目に絹素材の靴下(五本指がベストです)を着用し、2枚目に吸湿性の高い素材(綿や麻などの天然素材)を履くのがポイントです。

3枚目は空気の層を作る事が目的なので綿または絹の薄めの靴下で問題ありません。
絹は、季節の温度変化に対応できる素材です。
夏は涼しく、冬は暖かく、快適な環境を作り出すことができます。
そのため、重ね履きの際は、一枚目を絹素材の靴下にし、足裏から排出された汗などをしっかりキャッチ。
2枚目に吸湿性の高い素材(綿や麻など)を重ねて、体から排出された汗を効率的に吸収させます。
そうする事で足をドライに保ち、体温を外に逃がしません。

また、3層構造になった靴下だと1足の靴下で、3枚重ねているのと同じ効果が期待出来きます。

靴下選びで冷え対策

五本指靴下の特徴は

足の裏は、1日コップ1杯分の汗をかくといわれています。
五本指靴下が冷え性対策に効果的といわれる理由は「除湿効果が高い点(蒸れに強い)」にあります。
靴や靴下の中は、足裏にかいた汗の影響で湿気がこもりやすいのです。
足の蒸れは、水虫の原因になるだけではなく足先が冷える原因になります。
これは足の裏の汗が冷えると、体温が急速に奪われてしまうためです。
足の裏にかいた汗が溜まりやすいのは、足指と足指の間です。
通常の靴下を着用した場合、汗が溜まりやすいといえます。
五本指靴下は、足指の1本1本を包むような構造になっているため、足指の間の汗を吸収します。
冷えのもととなる汗を吸収し、蒸発させることで冷えを予防する効果が期待できるのです。

快適に着用できる五本指靴下

靴下の素材・選び方

足を温めるには、保温効果が高い靴下を選ぶ事が大切です。
しかし、通気性が悪く湿気を溜め込みやすい素材の靴下を選んでしまうと、かえって足を冷やすことになってしまいます。
冷え性を予防するための靴下を選ぶには、「素材」に着目する必要があります。

通気性がよく、湿気を溜め込みにくい素材を選ぶ目安として、「天然素材」を使用した製品を選ぶのも良いでしょう。
天然素材として代表的なものは「綿」「絹」「羊毛」「麻」です。

冷え性予防に適した靴下を選んでも、体が冷えやすい環境の中で生活していては意味がありません。
体を冷やさないためには内臓を冷やさないことが1つのポイントになります。
食事は直接胃腸に届くことから、体の温度に影響を与えます。

食事はできるだけ温かいものを摂ることを心がけ、冷たい飲み物を避けるなどの工夫を行いましょう。
貧血になってしまうと、血流も悪くなってしまうため対策を取ることが大切です。
血を作る元になるたんぱく質を摂取することはもちろん、鉄分やミネラルもバランスよく摂取するなどの対策を取りましょう。

血行不良が冷え性を招く!靴下は何を選べばいい?

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